都市ガス賃貸の選び方

都市ガス賃貸のメリットとデメリット

都市ガス賃貸は、ガス料金が安く、安全性が高いというメリットがあります。インフラが整備された都市部はほとんど都市ガスで、プロパンガスのようにガスボンベを各家屋に設置しなくてもガスの供給を受けられるのです。ガスボンベだとガスが底をつく前に交換しなければなりませんが、都市ガスならこのような手間が要りません。都市ガスは、公共料金として価格の安定化が図られ、価格が自由競争のプロパンガスのように高騰することがなく、安心して使えます。

ただし、メタンを主成分とする天然ガスを用いる都市ガスは、熱量が低く、暖房などの効率が高くないというデメリットもあります。地震でパイプラインが破損すると災害時の復旧が遅いという難点も挙げられるでしょう。地下配管が必要な都市ガスを設置する際の初期費用も高くなります。

都市ガス賃貸を選ぶ際の注意点

都市ガスの成分となる天然ガス自体は有害物質が含まれていませんが、一度に大量の都市ガスを吸入すると、酸素欠乏症に陥り、一酸化炭素中毒になることもあります。そこで、無臭の都市ガスに人工的な臭いを付け、ガス漏れがあれば人がすぐ気付くようになっています。賃貸物件を選ぶ際には、都市ガスを使うキッチンの換気設備が整った部屋を選びましょう。キッチンからダイニング・リビングまで遮蔽物が無く、開放的な造りであれば、室内の空気の流通がスムーズで、都市ガスによる居住者への悪影響を最低限におさえられるでしょう。

キッチンだけでなく、ガスストーブに対応したガス管がリビングにも設置された物件があります。こうしたガス管は、壁から突出しており、家具の移動の際にぶつけて破損しやすいことから、ガス漏れの原因になりやすく、緩みや傷がないか内見の時に確認しなければなりません。